食事による摂取
レチノールは、化粧品で外側から取り入れる方法の他に食事やサプリメントで内側から摂取する方法があります。レチノールは、動物性の食品に多く含まれていて、体内では肝臓に蓄積されます。具体的には、うなぎ、あなご、あんこうなどの魚類、鶏レバー、豚レバー、くじらなどの肉類、卵、牛乳などの食品に多く含まれています。先にあげたβカロテンが体内に入るとビタミンAに変化するのに対して、レチノールははじめからビタミンAの形を有しています。レチノールは小腸への吸収率が80〜90%と高いのが特徴です。ただし、コレステロールやカロリーが多いので、過剰に摂取すると副作用が生じてしまいますので注意が必要です。ビタミンAの1日の摂取基準は、成人男性で750μg(マイクログラム)、成人女性で600μg、妊婦670μg、授乳婦840μgが上限とされています。ちなみに1㎎は1000μgなので、1日の摂取量は1㎎以下ということです。