レチノールを使用する際の注意点

レチノールの過剰摂取

レチノールは、過剰に摂取すると様々な副作用が起こる危険性がありますので特にサプリメントなどで摂取する場合には注意が必要です。体内に取り込まれたレチノールは、肝臓に蓄積され、そこから各器官の粘膜や目に運ばれて行きます。しかし、過剰に摂取した場合においては、肝臓に蓄積されることができなくなってしまいます。そうすると粘膜以外の必要でない組織に取り込まれてしまう可能性が出てきます。すると、性中毒症や頭痛、疲労感や吐き気、睡眠障害、食欲不振、皮膚の荒れなどの副作用を引き起こす場合があります。また、特に妊婦さんは摂取に注意が必要と言われています。妊娠初期に1日に3000μg以上を続けて摂取した場合、胎児に影響が出るとの報告がされています。通常通りの食生活をしていれば過剰に摂取することはほとんどありませんので心配はいりませんが、サプリメントなどを利用する場合には細心の注意を払う必要があります。妊娠中は、レチノールよりも副作用の心配が少ないβカロテンを補うことでビタミンを摂取するほうがよいでしょう。